動物が持っている様々な組織に分化する能力を持つ幹細胞を、体外で数多く増やして体内に戻すことで、自己治癒能力を上げ、怪我や病気を治療するものです。
治療で使用する幹細胞の特徴は、炎症や損傷を起こした部位に集まるという性質があります。そこで幹細胞そのものがあらゆる性質の細胞に分化することや、疾患・損傷部位に元々存在する幹細胞を活性化することが、研究結果で報告されています。また、疾患・損傷部位からの刺激でサイトカインという生理活性物質を放出し、これらが血管を作ったり、免疫を修復したり、炎症を抑え組織を修復します。
・自身の細胞を使用する場合
培養に約2週間(培養の状況によります)かかります
1.自身の脂肪を手術により採取する
2.脂肪細胞内にある幹細胞を培養する
3.点滴によって移植を行う
・病院に保存されている細胞を使用する場合
すでに培養されているのですぐに移植が可能です
1.注射や点滴によって移植を行う
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