2歳以上の場合、80%以上が歯周病を抱えていると言われています。
犬や猫は人間と違い、顎の大きさに対して歯の面積が大きいので、歯周病が進行し、歯の根っこが溶けてしまうと、ゆくゆくは顎の骨が折れてしまうことにつながります。
骨折だけでなく、犬歯が溶けてしまうことで鼻の奥に膿が溜まってしまう症状も頻繁に見られます。
犬や猫の唾液は人間よりもずっと殺菌作用が強いので、虫歯はできにくいのですが、歯石ができやすく、そのスピードは人間で3週間~1ヶ月のところ、犬や猫は3日~5日でできてしまうのです。
一度歯石になってしまったものは歯磨きやガムでは取ることができないので、治療が必要になってきます。
犬や猫は痛みを言葉で伝えることができません。
見た目でもわからないお口の中の健康状態をきちんと把握し、予防と適切な治療が必要となるのです。
人間のお医者さんは約35万人、人間の歯科医師は約10万人いると言われています。
動物の場合はどうでしょうか。
獣医師は約1万人いますが、歯科を専門的に診ている獣医さんは少なく、動物の歯科治療はまだまだ人間の歯科治療ほど進んでいないのが現状です。
歯の治療をきちんと行うためには、きちんとした設備が整っている必要があります。
林屋動物診療室では歯科用レントゲンや歯科手術用顕微鏡といった人間の歯科治療と同じ高度かつ全国トップの最新設備が揃っています。
また、お口の中の細菌の数や酵素を調べることができる、最新の検査も行っています。これにより、大切な家族のお口の健康状態を把握し、守ることができるのです。
高品質な治療を求めている方に、信頼のおける治療を行い、正しい予防知識をお伝えしてまいります。
動物の歯に関することでお困りのことがあれば、いつでもお気軽にお越しください。