X線を使って身体の内部(断面)を画像化する検査です。臓器を立体的に、様々な角度や方向から細かく観察できるだけではなく、病変の解析や治療前のシミュレーションも可能です。林屋動物診療室では人医療・動物医療の両方で経験と実績を積んだ専門医が診断を行うことで、精度の高い正確な診断が可能となっています。ただ撮影するだけではなく、経験豊富な専門医が正確に診断を行うことが大切だと考えています。
CT検査では骨折や椎間板ヘルニアから各臓器(気管支、心臓、消化器、泌尿器、生殖器)や血管の異常や炎症、出血や腫瘍の有無を調べることができます。
緑の部分が腹腔内にある腫瘤。
血管の走行が異常な状態。右と左で血管の太さと走行が異なる。
骨盤骨折の状態。
Q:CT検査にかかる時間を教えてください
A:撮影自体は10分程度です。麻酔実施後、15分程度とお考えください
Q:麻酔の安全性について教えてください
A:安全に麻酔を行うため、専門知識と経験のある専門医の指導の下、最新設備を使って麻酔を行なっています。詳しくは麻酔についてのページをご覧ください
Q:造影剤の安全性について教えてください
A:造影剤に対しての過敏反応がごくまれにあります。
きちんと管理(モニタリング)を行なっていますので、
過敏反応がある場合はすぐに対処を行います。
造影剤にもいくつか種類がありますので、
別のものを使用するか、造影剤の減量を考えます。