栄養不足が原因の脱毛、肌荒れ

今回は皮膚や被毛の健康には十分な栄養が必要であるということがはっきりした例をお話ししたいと思います。
5歳6か月の元気な男の子A君です。
2012年冬からだんだん被毛が薄くなってきました。

時々湿疹ができて、その時は痒みが有りました。
飼い主さんは週一回のシャンプーをしていました。

食事はB社のドライフードと豚肉です。
A君は、B社のドライフードが大好きで、他社のフードを色々試してみましたが食べてくれませんでした。

湿疹は抗生物質と抗炎症剤を使って治療しました。
途中からは皮膚用のサプリメントも併用しました。

サプリメントを併用し始めると発毛が始まりました。
写真の背中の茶色い被毛が新しく生えてきた毛です。

  • 背中・治療前
  • 背中・治療後
  • otoscope009_back_before
  • otoscope009_back_after
  • 側面・治療前
  • 側面・治療後
  • otoscope009_side_before
  • otoscope009_side_after

その後も湿疹は再発しますが、発毛は順調です。
A君の場合は、湿疹が再発しても発毛自体は順調なので、湿疹ができてしまう事と被毛が薄くなった事とは直接関連している訳ではないと思います。

発毛し始める前と後では、ただ皮膚のサプリメントを使用していたか、そうでないか、だけが違いますので、A君の場合には、皮膚のサプリメントが発毛に役立ったのだと思います。

A君のように一般的に販売されている標準栄養要求量を満たすように作られたフードを食べていても自身の皮膚を健康の保つためにはそれ以上の栄養要求量が必要なワンちゃんもいるのです。

その場合には、皮膚の栄養要求量を特に重視して作られたフードを食べることや、皮膚用のサプリメントを併用することで、皮膚や被毛の状態が改善することが有ります。