犬のアトピー性皮膚炎

空気中のほこり、ほこりの中に隠れている目に見えない小さいダニ、完璧な掃除でもいなくならないカビ、または空気中に漂う花粉などが症状が現れる原因となる。

症状

脇の下、足の付け根、手足の先、顔、耳などが痒くなる。
舐めたり、かいたり、または、体を何かにこすりつけたりする。

特徴

寒い時期は痒くない。あるいは年々、寒い時期でも痒くなってきた。
かゆみ止めを飲む、または、注射すると良くなるが、止めるとぶり返す。
結構、若いうちから耳を気にしていたり、手や足を舐めていたことがある。

診断基準

① 痒みまたは、痒みのある皮膚炎が繰り返し起こっていること。(痒いだけで皮膚炎が全くないこともある。)
② 皮膚には目に見えない小さなダニがついて同じように痒くなったりするので、そういうダニがいない事を確認すること。
③ その他の痒みのある皮膚炎がないこと。
④ 一年の中で痒くない時期がある。
⑤血液検査の実施(当院のお勧めの検査)

イヌ特異的IgE検査:どういう物質が原因になっているのかはっきりする。

治療

・かゆみ止め(副腎皮質ホルモン、抗ヒスタミン剤、塗り薬、かゆみ止め局所スプレー等)
・免疫抑制剤(皮膚疾患のために開発された薬:アトピカ、その他の免疫抑制剤)
・抗生物質
・抗真菌薬
・インターフェロン(インタードッグ)
・減感作療法
・シャンプー療法(シャンプー+保湿⇒皮膚のコンディションを整える)
・サプリメント

アトピー性皮膚炎の治療はひとつだけの方法を選ぶのではなく、いくつかの方法を組み合わせて行うのが特色。