犬のアレルギー性皮膚炎

こんにちは、こちらは 林屋動物診療室 皮膚病センター です。
今回は痒い皮膚病の代表、犬のアレルギー性皮膚炎についてお話ししたいと思います。

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かゆみ止めを飲ませていた時はよかったのにそれが終わったらまた悪化したという経験を
お持ちの方がおいでだと思います。
薬を飲ませていた時は皮膚もきれいになって、ぶつぶつも消えた。痒くもないし
治ったと思ったのに薬を飲み終えてしばらくしたら、また前と同じになってしまった。
薬を飲んだのに、なんで治らないのかしら。
もう一回飲ませてみよう、ともう一回飲んだらまた良くなって今度こそ治ったと思った。
それなのに、またまた、再発。
それってどういうことなのでしょう。
実は、かゆみ止めは単純に痒みを止めるだけで、皮膚症状の根本を治療している訳ではないからです。
そして、『この繰り返す痒み』と『痒み止めが効く』これがアレルギー性皮膚炎を疑う根拠なのです。
アレルギー皮膚炎は、アレルギー体質がもともとの原因であり
症状にはアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあります。
この2つは、なかなか区別が付きにくいのですが両方にアレルギーを持っているワンちゃんもいます。
両方が重なるとより痒みのコントロールが難しくなります。
でも、いろいろ工夫をして、痒み止めだけしか治療方法がないという状態を改善したいと思います。
では、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーをそれぞれ見てみましょう。